J1札幌、FW小柏剛のFC東京への完全移籍を発表 「何度も葛藤しました」
今シーズンは22試合に出場し6ゴールを記録
J1北海道コンサドーレ札幌は12月25日、FW小柏剛がFC東京へ完全移籍することを発表した。本人は「好きなチームを去るという決断をするにあたり、サポーターの皆様に恩返しがしたい、コンサドーレでまだまだ成長したいといった想いと何度も葛藤しました」とコメントしている。
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現在25歳の小柏は、大宮アルディージャユース出身。明治大学在学中の2020年に特別指定選手としてJ1デビューし、翌21年より正式に加入した。今シーズンは22試合に出場し6ゴールを記録していたなか、FC東京への完全移籍が決まっている。
本人の札幌リリースでのコメントは以下のとおり。
「北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様、いつも多大なるサポートをありがとうございます。リリースにありますように、この度FC東京に移籍することを決断しました。特別指定選手の頃を含め、約4年間本当にお世話になりました。この4年間で北海道コンサドーレ札幌というクラブ、また北海道という地に、サッカー選手としても人としても成長させていただきました。怪我により、皆様の期待に応えることができず、もどかしく苦しい時期が多くありました。しかし、どんな時もそばにいてくれる仲間そしていつも僕の復帰を待ってくれ、ピッチに戻った時には熱い応援をしてくれる最高のサポーターが支えてくださったおかげで、今の自分があると思っています。本当にありがとうございました。
大好きなチームを去るという決断をするにあたり、サポーターの皆様に恩返しがしたい、コンサドーレでまだまだ成長したいといった想いと何度も葛藤しました。しかし、ここ最近は怪我や僕自身が伸び悩んでいたこともあり、一度環境を変える必要があると考えこの決断に至りました。僕の力不足でクラブにタイトルをもたらすことが出来ず、そしてたくさんの期待に応えることができず大変申し訳なく思っています。
しかし、コンサドーレでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできたこと、札幌ドームで赤黒のユニフォームを着てプレーできたことは僕の誇りですし、この4年間本当に幸せでした。自分の夢の為に更に成長し、世界の舞台で活躍することで皆様にも誇りに思って頂ける様、精進して参ります。来季からはFC東京の所属となりますが、これからも北海道コンサドーレ札幌は僕にとって特別な存在です。今後もクラブが活気に溢れることを祈っています。重ねてになりますが、約4年間本当にありがとうございました」
(FOOTBALL ZONE編集部)