J1昇格の町田、鹿島から元日本代表DF昌子源を完全移籍で獲得 「自分が持っているすべての力を注ぎます」
リリースで発表
来季よりJ1で戦うFC町田ゼルビアは12月25日、鹿島アントラーズから元日本代表DF昌子源を完全移籍で獲得した。
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現在31歳の昌子は、米子北高から2011年に鹿島に加入し、14年からレギュラーに定着。日本代表としても18年のロシア・ワールドカップ(W杯)でレギュラーとして活躍した。フランス1部トゥールーズでの海外挑戦を経て、20年からはジュニアユース時代を過ごしたG大阪へ移籍し、今季より古巣である鹿島に復帰していた。
今季はリーグ戦21試合の出場にとどまり、スタメン定着にはいたっていなかったなか、来季よりJ1で戦う町田への完全移籍が発表された。
鹿島へのコメントは以下のとおり。
「アントラーズに復帰してからのこの1年、プレーでチームに貢献できていない悔しさと歯がゆさを抱えながら、アントラーズの伝統を知る自分がすべきことと向き合ってきました。その時間を含め、僕はアントラーズでプロサッカー選手としてのすべてを学び、ここまで成長することができたと思っています。ただ、自分の年齢、この先のキャリアを考えても、試合に出て勝利に貢献したい、楽しくサッカーをしたいという思いは日に日に強くなり、それが移籍の決断につながりました。アントラーズでは数多くの優勝の喜びを体感してきた一方で、タイトルを逃す悔しさもたくさん味わってきました。その過程にはいつも、サポーターの皆さんの姿がありました。アントラーズを離れても、僕にとって特別なクラブであることに変わりはありません。アントラーズに関わるすべての皆さん、9年間、本当にありがとうございました」
町田へのコメントは以下のとおり。
「まず、自分を必要としてくれたFC町田ゼルビアに心から感謝しています。チームの中ではベテランの部類に入るので、これまでの経験を伝え、選手たちの先頭に立つ役割を果たすとともに、何よりピッチ上のプレーで勝利に貢献したいと強く思っています。クラブにとって初めてのJ1の舞台で、町田に関わる皆さんの期待に応えられるよう、自分が持っているすべての力を注ぎます」