滝川第二が佐賀東に5-0圧勝! 3戦13得点の破壊力で6大会ぶりの8強進出

5ゴールすべてが異なる得点者、多彩な攻撃で圧倒

 全国優勝の経験を持つ名門が大勝で実力を見せつけた。第95回全国高校サッカー選手権は3日に各地で3回戦が行われ、フクダ電子アリーナでは滝川第二(兵庫)が佐賀東(佐賀)を5-0で下し、6大会ぶりのベスト8進出を決めた。

 試合は開始早々に動いた。前半2分、滝川第二は右サイドからFW辻本竜が上げたクロスを中央でFW山田裕也がボレーシュートで合わせてゴール。幸先良く先制点を奪った。さらに同19分、辻本が右サイドからドリブルで中央に持ち込むと、ペナルティーエリア外から左足でミドルシュート。これがゴールに吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 佐賀東は同33分にFW2人が完全に背後を取り、GKと2対1の数的優位になる大チャンスを迎えたが、ここでパスを選択して、戻ってきた相手DFにカットされるという絶好機を逸したプレーも響き、得点を挙げることができず。滝川第二が2点をリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると13分、滝川第二は左サイドからのクロスを中央で受けたFW溝田大輝が豪快に左足を振り抜いてゴール。リードを3点に広げた。さらに同27分、MF持井響太が左サイドを一気に突破して中央に折り返すと、途中出場のFW中森翼が難なくゴールに沈めて4-0とした。さらに同38分には持井が抜け出して右足シュートを決め、5点すべてが違う得点者という多彩な攻撃を見せて大勝を飾った。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング