今夏に電撃加入した遠藤航

　2023年のサッカー界では数々の反響シーンがあったなか、今回は今夏にイングランド1部リバプールへ電撃加入した日本代表MF遠藤航が当初にチームメイトとやり取りしたシーンを振り返る。

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　リバプールは現地時間12月23日に行われたプレミアリーグ第18節アーセナルとの首位攻防戦に臨み1-1で引き分けた。遠藤は6戦連続となる先発出場を果たし、フル出場で緊迫したゲームの中、好パフォーマンスを披露した。

　今夏に電撃加入した遠藤。8月18日にリバプール加入が発表され、翌19日に開催されたホーム開幕戦のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦（3-1）で早くもベンチ入り。後半13分にアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが一発退場となるアクシデントが発生したなか、数的不利な状況で新天地デビューを飾ると、攻守のバランスを保ち、チームの勝利に貢献した。

　そのなかで合流当初、日本人ボランチとチームメイトのやりとりをリバプール専門メディア「Rousing the Kop」が取り上げた。

　リバプールのトレーニングウェアに身を包んだ遠藤は、チームのトレーニングセッションに励み、オランダ代表FWコーディ・ガクポ、コロンビア代表FWルイス・ディアスと笑顔で接する場面も。また、リバプール専門メディア「Rousing the Kop」によれば、遠藤は練習でルイス・ディアスとヘッドテニスのペアを組み、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンとイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドのペアと対戦。それをキャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが見守った際の様子をレポートした。

「（リバプール公式チャンネル）LFCTVの最新トレーニング映像から判断すると、遠藤はすでに新しいチームメイトと友達になっている。遠藤がパスミスを犯した際、ファン・ダイクは『なんだそれは、遠藤?!』と言った。からかうというファン・ダイクなりの方法で遠藤を歓迎したのだ」

　記事では、「次回頑張れ、ワタル！」とも記していた。現在は自身のプレーを発揮でき、中盤で欠かせない存在へと成長している。それも世界でトップクラスのチームメイトと日々切磋琢磨しているからだろう。