アーセナルはMF補強の噂絶えず ターゲットは久保同僚24歳&アストン・ビラのブラジル代表と英報道
スビメンディとルイスの獲得に関心
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、今冬に中盤の選手補強が噂されている。スペイン1部レアル・ソシエダで日本代表MF久保建英と同僚のスペイン代表MFマルティン・スビメンディや、イングランド1部アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスといった選手が候補に挙がっているという。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
プレミアリーグ第17節終了時点で首位に立つなど今季も好調のアーセナル。その立役者の1人となっているのが、今夏にクラブ歴代最高額の1億500万ポンド(約190億円)で加入したイングランド代表MFデクラン・ライスだ。アンカーのポジションでレギュラーに定着し、攻守に安定感抜群のパフォーマンスを見せている。
しかし、それでもアーセナルにはさらなるセントラルMF補強の噂は絶えない。モハメド・エルネニー、ジョルジーニョ、トーマス・パーティといった選手たちはすでに30歳を超えており、契約期間も残りわずかになっているからだ。記事によれば、「アーセナルはこのポジション(MF)の将来を長期的に考え始めた」という。そこでターゲットとして浮上しているのが24歳のスビメンディ、そして25歳のルイスだ。今冬にも獲得に動く可能性が伝えられている。
ただし、現時点でスビメンディもルイスも1月の獲得は難しいという見方が強い。スビメンディには5300万ポンド(約96億円)の放出条項があるが、選手本人がシーズン中にソシエダを離れる気はないという。ソシエダがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16進出を果たしたこともその姿勢をより強固なものとした可能性は高い。
また、プレミアリーグで上位争いをしているアストン・ビラでプレーするルイスの獲得ハードルもかなり高いことが予想される。
ターゲットは明確だが、シーズン中の引き抜きは難しい状況。間もなく開かれる冬の移籍市場でアーセナルがどのような動きを見せるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)