鎌田大地、緊急出場で現地イタリア上々評価「生き生きしていた」 サッリ監督も称賛「正直なところ、鎌田も良かった」
エンポリ戦の前半にラツィオ2選手が負傷、ベンチスタートの鎌田が急きょ出場
イタリア1部ラツィオは、現地時間12月22日のセリエA第17節でエンポリと対戦し、2-0で勝利した。チームメイトの負傷を受けて、前半途中から緊急出場の日本代表MF鎌田大地は現地で上々の評価を得て、マウリツィオ・サッリ監督も名前を挙げて「正直なところ、鎌田も良かった」と称えている。
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今季ここまで6勝3分7敗で11位と苦戦が続いていたラツィオ。敵地での18位エンポリ戦では、前半9分に今季加入のMFマテオ・ゲンドゥージがセリエA初ゴールを決めてラツィオが先制するも、その後にアクシデントが続いた。
前半22分にFWチーロ・インモービレが足を痛めて負傷交代。さらに同25分にもMFルイス・アルベルトが足を負傷し、鎌田が急きょ投入された。緊急出場する形となった鎌田だったが、積極的にシュートまで持ち込むなどゴールへ向かう姿勢を見せる。後半22分にラツィオはFWマッティア・ザッカーニが追加点を奪ったなか、鎌田は囮になる動きで相手を引き付けてゴールにも貢献した。
鎌田のイタリア現地紙の評価は上々だった。「ガゼッタ・デロ・スポルト」は鎌田に採点「6」(最高10点)を付けて「初めは恐る恐るだったが(緊張が)解けた」と言及。「コリエレ・デロ・スポルト」も同じく採点「6」(最高10点)とし、「上がりが優秀で、ザッカーニに2点目を決めさせた」と攻撃参加を称えている。また、現地サッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」も採点「6」(最高10点)で「いつもよりも生き生きしていた」と鎌田を評した。
試合後、サッリ監督は「(ニコロ・)ロヴェッラとゲンドゥージも良かったが、正直なところ、鎌田も良かった。いい試合をした。みんな成長している」と称賛していた。