「プレミアにはほぼ無限の資金力がある」 久保建英、契約解除金94億円を「支払う可能性がある」4クラブに現地注目

レアル・ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】

古巣レアルやプレミアのマンU、アーセナルなどが浮上

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の獲得を巡り、欧州の有名クラブの名前が頻繁に上がっている。スペインメディア「EL NACIONAL.CAT」は、「ヨーロッパの有名4クラブがタケ・クボに興味を示し、契約解除金6000万ユーロ(約94億2000万円)を支払う可能性がある」と伝えている。

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 久保はソシエダ所属2年目の今季、ラ・リーガ17試合に出場して6得点3アシストを記録。昨季に続き、チームの攻撃を牽引する存在となっている。

 そのなかで、英紙「ザ・サン」は「マンチェスター・ユナイテッドはすでに4300万ポンド(約78億円)の元レアル・マドリードのワンダーキッドに注目し、(ブラジル代表FW)アントニーの代役をスカウトしている」と久保に言及。「マン・ユナイテッドは今シーズン少なくとも7回久保を視察するためにスカウトを派遣している」と、継続的に現地まで足を運んでいることを伝えていた。

 スペインメディア「EL NACIONAL.CAT」は、「レアル・ソシエダが(UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で)パリ・サンジェルマンを破る可能性を考えることができるのは、タケ・クボがシーズン序盤にもたらしているゴールと才能のおかげだ。攻撃面でのリーダーとなり、すでに欧州クラブのスカウトたちの注目を集め始めている」とレポート。スペインメディア「Fichajes.net」の情報として、「アーセナル、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムが獲得に興味を示している」としつつ、その一方で“古巣”レアルも「タケ・クボの監視を継続」と伝えている。

「タケ・クボの契約解除金は6000万ユーロで、アーセナル、ニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムがそれほど問題なく支払うことができる金額だ。プレミアリーグにはほぼ無限の資金力があるため、今後数か月のうちにこれらのチームのいずれかがタケ・クボとの契約交渉で進展を見せるのはあり得ないシナリオではない。もちろん、レアル・マドリードには彼と契約するための優先オプションが引き続き残っていることも忘れてはならない。6000万ユーロが支払われ、タケ・クボが退団を決断した場合、フロレンティーノ・ペレス会長のチーム(レアル・マドリード)の手に委ねられることになる」

 2023-24シーズンが進むにつれて、久保の去就話は一層熱を帯びていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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