“ラストゲーム”でも「理不尽」発揮! 浦和FWカンテ、反撃の左足ボレー弾に反響「本当に今日で引退なの?」

ホセ・カンテが前半終了間際に反撃の狼煙【写真:Getty Images】
ホセ・カンテが前半終了間際に反撃の狼煙【写真:Getty Images】

2点ビハインドのなか前半43分にカンテがゴール

 J1浦和レッズは12月22日、サウジアラビア開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)の3位決定戦でアフリカ王者アル・アハリ(エジプト)と対戦。先に2失点を食らう苦しいスタートとなったなか、前半終了間際にFWホセ・カンテが1点を返し反撃の狼煙を上げた。

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 今季限りの現役引退を表明している元ギニア代表のストライカー、カンテ。アル・アハリとのゲームでスタメン出場すると、チームの目を覚ます一発をお見舞いした。

 浦和は15日の大会初戦で北中米カリブ海代表クラブ・レオン(メキシコ)に1-0で勝利したが、19日の準決勝では欧州王者マンチェスター・シティ(イングランド)に0-3で完敗。2007年以来の3位を懸けてアフリカの雄と対戦となった。

 前半19分、相手コーナーキックのこぼれ球を拾ったDFモハメド・ハニの低弾道の強烈ミドルをGK西川周作が弾くも、DFヤセル・イブラヒムに押し込まれて失点。続く同25分には自陣のビルドアップミスからボールを失い、FWタウ・ペルシに蹴り込まれて0-2とされた。

 この窮地で反撃の一撃を叩きこんだのがカンテだった。前半43分、浦和は右サイドへのサイドチェンジをDF酒井宏樹がヘディングで競り勝って折り返すと、中央に浮いたボールをカンテが左足ボレーでねじ込む。1-2と追い上げて会場を沸かせ、試合を折り返す形となった。

 SNS上でもこのゴールは反響を呼び、ファンも「これぞ理不尽」「なんで引退するんだ?」「左足であれはうますぎ」「引退撤回して」「カンテあと5年はいてくれ」「本当に今日で引退なの?」と、ラストゲームとなるこの試合でも実力を発揮するストライカーへのコメントで溢れていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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