アーセナル冨安、アジアカップ前に戦列復帰? 1月初旬リバプール戦“視野”と英見解
来年1月7日のFAカップ3回戦リバプール戦で復帰の可能性も
イングランド1部アーセナルは日本代表DF冨安健洋を負傷で欠いている。左足ふくらはぎの怪我で戦線離脱している冨安の復帰時期について、英メディアが見解を示した。
チーム加入1年目の2021-22シーズンにも、ふくらはぎの問題で離脱を余儀なくされた冨安。今シーズンは安定したパフォーマンスを持続していた矢先、12月2日のプレミアリーグ第14節ウォルバーハンプトン戦(2-1)で左足の同箇所を負傷した。
来年1月にはカタールでアジアカップが開幕するため、日本代表の主力である冨安の状況には国内外で注目が集まっている。そんななか、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は「ガナーズ(アーセナル)はアフリカネーションズカップとアジアカップの前に、3人の選手の復帰を望んでいる」と、冨安を含む3選手の復帰時期について報じた。
記事では冨安、ガーナ代表MFトーマス・パーティ、エジプト代表MFモハメド・エルネニーの3人について言及。「アーセナルはFAカップ3回戦のリバプール戦に出場できることを願っている」と、来年1月7日に行われる予定のFAカップ3回戦リバプールとの試合での復帰を目指すと指摘した。
3人は今後の国際大会で「パーティとエルネニーはそれぞれガーナ代表とエジプト代表としてネーションズカップへ、冨安は日本代表としてアジアカップに参加する予定」とされ、太ももの負傷で10月から離脱しているパーティが最も復帰が近いと想定している。
パーティに加え、ハムストリングを痛めているエルネニー、ふくらはぎの負傷を抱える冨安も、国際大会開始の前に行われるカップ戦での復帰が期待されているようだ。英紙「デイリー・メール」も「順調に回復している」と、冨安の状態を伝えたばかり。過密日程となる来年1月以降のスケジュールで、冨安の復帰時期はアーセナルにとっても重要な問題となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)