クリスタル・パレス戦で足首負傷し、途中交代

　イングランド1部ブライトンは現地時間12月21日、プレミアリーグ第18節のクリスタル・パレス戦に臨み、1-1で引き分けた。日本代表MF三笘薫はスタメン出場を果たすも、試合終盤に左足を痛めて途中交代。試合後、ロベルト・デ・ゼルビ監督が三笘の怪我に言及し、「大きな怪我にならないことを願っているが、分からない」と語った。

　敵地での一戦でリーグ戦2試合ぶりの先発となった三笘は、主戦場の左サイドハーフとして攻撃の活性を図るも、後半35分にアクシデントが発生する。敵陣左サイドでボールを受け、ペナルティーエリア内へ突破を図り転倒した際に、左足首付近を痛めた仕草を見せた。

　その直後に右サイドからのクロスにダイレクトボレーで合わせる場面もあったが、左足を負傷した影響で後半38分に途中交代。ベンチに退いた三笘はメディカルスタッフに負傷箇所の状況を確認されると、苦悶の表情を浮かべる姿も。現時点でどの程度の負傷かは不明で今後へ不安を残した。

　海外メディア「The Athletic」は、デ・ゼルビ監督が三笘の負傷に言及したコメントを紹介。同監督は「彼にとっても我々にとっても大きな怪我にならないことを願っているが、分からない」と、現時点で負傷の程度が明らかではないことを語り、「数日中に分かる」とも明言した。

　三笘は日本代表として来年1月のアジアカップメンバー招集が確実。試合後、スタッフに抱えられながらベンチからロッカールームへ戻る姿が確認され、「The Athletic」は「足首を負傷し、松葉杖をつきながらスタジアムをあとにした」と報道。森保ジャパンへの影響も懸念される事態になった。