今オフのJリーグ進出が噂された韓国人3選手 移籍、残留を決めたそれぞれの理由とは
柏への移籍を決めたユン・ソギョン ブレンビーでは出場機会をつかめず
韓国Kリーグがオフシーズンに突入して以降、移籍市場では何人かの選手にJリーグ移籍の噂が浮上した。日本と韓国のスポーツ紙などから発信された記事を見ると、情報はかなり錯綜しているが、数人の選手は動きが固まり、実際に移籍が発表された選手も出てきている。
まずは1日に、柏レイソルへの移籍が発表されたDFユン・ソギョン(尹錫榮)だ。ユンは2009年にKリーグの全南ドラゴンズでデビューし、12年のロンドン五輪で大ブレイク。その後、イングランド・プレミアリーグのQPRに移籍し、ドンカスター・ローバーズとチャールトン・アスレティックに期限付き移籍しプレー。16年夏からはデンマーク1部の強豪ブレンビーに所属していた。
韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」は、「Jリーグ関係者がデンマークまで来た。私が行くチームに対する未来とビジョンを聞いて契約を決心した」と話したユンのコメントを紹介。さらにユンは「ブレンビーでは試合に出られなかった。シーズン中に欧州クラブに移籍すればレギュラー争いでポジションを勝ち取るのは難しいと思った。新たなシーズンを準備するJリーグに行くことを決めた」と話している。
ユンの日本進出は初めてとなるだけに、適応力が鍵となりそうだ。柏でポジションを勝ち取ることができれば、韓国代表への復帰も不可能ではないだろう。