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“ヤバかった”鹿島内定の東福岡左SB 敗戦校の悔しさも吹き飛ばす鮮烈なインパクト
悔しさ以上に沸き上がった驚き
「試合が終わった直後に『あの小田、ヤバくないか?』という話になりました。プロでやれる選手ですよね。とにかく、あのサイドでした」
負ければ終わりのトーナメントである同大会では、敗戦したチームは悔しさに打ちひしがれる姿がほとんどである。そんななかで、東邦の選手たちは悔しさの感情以上に、小田の能力への驚きが先に現れたようだ。
小田は「けっこう両サイドが崩せていたので。相手が嫌がっているな、と感じたら何度もチャレンジしました」と語ると同時に、「チーム全体も、自分も最初の入りが硬かったです」と反省点を口にしていた。その言葉を3回戦以降へとフィードバックすれば、今後の対戦相手にも強烈なインパクトを残すことになるかもしれない。
【了】
茂野聡士●文 text by Satoshi Shigeno
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