三笘薫、英紙選出「世界最高の選手ベスト100」入り 「欧州で最も優れたドリブラー」「継続な進歩は恐ろしい」
「ガーディアン」紙が100~71位を公開
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季のプレミアリーグで15試合に出場し、3得点5アシストをマークしている。怪我によるコンディションの不安を抱えているものの、ピッチに立てば持ち前のドリブルでブライトンの攻撃を力強くけん引している。そのなかで、英高級紙「ガーディアン」は「2023年世界最高の男子サッカー選手100人」のうち100位から71位までの30人を公開。三笘がランクインした。
71位にランクインした三笘について、同紙は「三笘薫が26歳であることに驚く人もいるかもしれない。10代から20代前半を日本で過ごし、プロ契約を断って筑波大学で学び、ドリブルに関する論文を執筆した。チームメイトや対戦相手にカメラを取り付け、体の位置や選手の重心を評価するために『優れた選手はボールを見ているのではなく、前を見ていることを学んだ』という。研究の末、三笘は『持ち味のドリブルの威力が2倍になった』と結論づけた」と、サッカーを深めるために貪欲な姿勢を評価した。
ブライトンでコンスタントに結果を出し続けていることについても触れており、「このリストに初登場した彼の昨年のブライトンでのロベルト・デ・ゼルビの下での継続的な進歩は恐ろしいものだった。三笘は現在、ヨーロッパで最も優れたドリブラーの一人であり、ウルブズ戦でのスラロームランとフィニッシュで証明されている」と、称賛された。
96位にはバイエルン・ミュンヘンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス、91位にはレアル・マドリードのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、86位にレアル・マドリードのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ、73位にはアトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタがランクインするなど、公開されている30人も錚々たるメンバーとなった。
(FOOTBALL ZONE編集部)