公式戦4試合連続でスタメン出場

　イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間12月17日に行われたプレミアリーグ第17節マンチェスター・ユナイテッド戦（0-0）でリーグ戦では2試合ぶりとなるフル出場。中盤で攻守において貢献したなか、クラブ公式サイトのインタビューで「得点できれば、完璧な試合だった」とチームのパフォーマンスを振り返っている。

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　4試合連続で先発のピッチに立った遠藤は、直近の公式戦2試合では前半で交代を強いられていたが、この日はフル出場。前半42分にはパスを受け取ると、相手のタックルを受けながらも前を向いて右サイドにいたオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフへつなぐ。さらに中央のブラジル代表FWモハメド・サラーに渡り、サラーが右足のシュートを放ったものの相手GKにキャッチされてしまった。守備でも効果的なボール奪取を繰り返していた。

　リバプールは1月以来となる本拠地でノーゴールに終わったが、遠藤はクラブ公式サイトのインタビューで「リバプールにとっても、僕にとっても重要な試合。今日はいいプレーをしなければいけないと思っていた」とコメント。そのなかで、ユナイテッド戦のパフォーマンスレベルを続けたいと語っている。

「僕たちはいいプレーをしたし、チャンスもたくさんあった。（引き分けの）結果は残念だけど、今日のプレーは素晴らしかった。得点できれば完璧な試合だった。守備に集中するのも僕の仕事だし、失点しなかったことも重要なこと。今日のようなプレーを続ける必要がある」

　公式戦4試合連続でスタメン出場と、少しずつ遠藤にチャンスの女神が微笑始めている。