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ジルーの芸術弾に称賛の言葉を並べるベンゲル 監督キャリアで「トップ5に入るゴール」
クリスタル・パレス戦で生まれた華麗なスコーピオン弾
アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーが、1日に行われた本拠地クリスタル・パレス戦で華麗なスコーピオン弾を披露し、早くも年間ベストゴールと称賛の嵐が巻き起こっている。試合はアーセナルが2-0で勝利している。
前半17分にその瞬間が訪れた。自陣でFWペレスのインターセプトからアーセナルが高速カウンターを発動。そして左サイドでナイジェリア代表MFイウォビからのパスを受けたチリ代表FWサンチェスは、エリア内にクロス。ボールはゴール前に走りこむジルーの背後に届いたが、ストライカーは左足を伸ばしてサソリのような体勢となって踵で合わせると、シュートはクロスバーをかすめてスーパーゴールが決まった。
実況も「スコーピオン・タッチだ!」と絶叫する美技を披露。マンチェスター・ユナイテッドのアルメニア代表FWヘンリク・ムヒタリアンが、12月26日のサンダーランド戦でスコーピオン弾を決めたばかりだが、わずか1週間後にジルーも芸術弾で対抗した。
英公共放送「BBC」で試合後、アーセン・ベンゲル監督は「(私のキャリアのなかで)トップ5に入るゴール」と称賛。「技術的に不可能ではないが、あれは反射的にやらなければいけない。思い通りのクロスが来なかったけれど、オリビエはスペシャルなことをやってのけた」と絶賛している。
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