タイトルを逃した川崎、外国籍選手4人と契約更新 柏からレンタルのエドゥアルドは完全移籍で合意
鹿島との天皇杯決勝には、出場停止のE・ネットを除く3選手が先発フル出場
元日の天皇杯決勝で延長戦の末に鹿島アントラーズに敗れた川崎フロンターレは2日、所属する外国籍選手4人との契約を更新すると発表した。韓国代表GKチョン・ソンリョン、ブラジル人DFエドゥアルド、DFエウシーニョ、MFエドゥアルド・ネットは、クラブを通じてそれぞれコメントを発表している。また、柏レイソルより期限付き移籍で川崎に加入していたエドゥアルドは完全移籍で合意した。4人の契約期間は17年2月2日から2018年1月1日となっている。
2016シーズンから加入のチョン・ソンリョンは、リーグ戦で29試合出場と正GKとして活躍。同じく加入1年目のエドゥアルド・ネットは当初こそフィットできずに苦しんだが、終わってみれば27試合2得点と出場数を伸ばした。
15年に加入したエウシーニョは無尽蔵のスタミナでサイドを疾走し、16年も33試合5得点と攻守両面に貢献。また、エドゥアルドは加入から短期間で守備の柱として定着し、25試合(0得点)に出場している。
鹿島との天皇杯決勝では、出場停止のエドゥアルド・ネットを除く3人が先発フル出場するなど、今やチームに欠かせない存在となっている。来季も助っ人4人はフル稼働してくれそうだ。