仙台、41歳MF梁勇基の現役引退を発表 クラブ在籍18年の背番号10「自分自身やり切ったという気持ち」
リリースで発表
J2ベガルタ仙台は12月18日、MF梁勇基が今季限りで現役を引退することを発表した。41歳の梁はクラブには通算18年在籍、背番号10を付けて通算16年。多大な貢献をしてきたベテランがスパイクを脱ぐ決意をした。
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梁は阪南大から2004年に仙台でキャリアをスタートさせ、2020年、21年はサガン鳥栖でプレー。22年に仙台へ復帰した。J1通算297試合29得点、J2通算280試合47得点でJリーグ通算577試合に出場して76ゴールを挙げた。
梁のコメントは以下の通り。
「私、梁勇基は、今シーズン限りでの現役引退を決断しました。少し寂しい思いもありますが、自分自身やり切ったという気持ちです。ベガルタ仙台で通算18年、サガン鳥栖で2年、関わってくださったすべてのみなさまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
2歳からボールを蹴り始めて、ここまで約40年、サッカー漬けの生活を送ってきました。ご指導いただいた指導者のみなさま、共にサッカーを楽しんだ仲間たち、そして、さまざまな面で支えてくださった方々のおかげで、サッカーを楽しみながらここまで続けることができました。
2004年、ベガルタに加入した当時は、まさか自分が40歳を超えてプレーできるとは想像できませんでした。引退を決めた今振り返ると、改めて自分は本当にサッカーが好きだと再確認しました。楽しいだけではなく、サッカーを通じていろいろな悔しさも味わいましたが、それを反骨心に変えていったからこそ、ここまでがんばってこられたのだと思います。
サッカーというものに出会えたことが『幸運』でした。いろいろな喜びや悔しさを感じながら、自分自身もサッカーに成長させてもらったと感じています。
サッカーボールを与えてくれた、アボジ(父)、オモニ(母)に感謝しています。そして、20年間支え続けてくれた妻と、かわいい四人の息子たち、たくさんのパワーをありがとう。サポーターのみなさま、たくさんのリャンダンスありがとうございました、そしてお疲れ様でした。私の背中を押して、本当にたくさんのパワーを与えてくれたのは、声だけではなく全身で応援していただいたみなさまです。スポンサーさまも含め、新人のころからお世話になっている方や、移籍しても応援いただける方など、いろいろな形での数えきれないご支援、本当にありがとうございました。
サッカーからもらった出会いとご恩のおかげでここまで歩んでくることができたので、これからの人生もサッカーに関っていきたいと思っています。これからも、梁勇基をよろしくお願いいたします」
(FOOTBALL ZONE編集部)