「決断はすべて尊重されるべきだ」

「誰もが自分自身の将来について責任を持って考えていて、それは彼らの決断なんだ。だけど、その決断はすべて尊重されるべき。選手それぞれが、野心と自分自身の意見を持っているはずだからね。なんらかの人間がもたらしたオファーや状況であることは事実。誰もが将来への決断を心掛けているんだ」

　それでもイニエスタは最後に「だけど、僕はほかの国でプレーすることは何も考えていないよ」と、中国移籍を繰り返し否定した。年の瀬にもブラジル代表MFオスカル、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが中国行きを決断した。イニエスタの言葉通り、2017年もまたビッグネームが中国の地へと新天地を求めるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images