ブライトン、敵地でアーセナルに0-2敗戦 三笘フル出場で決定機演出もチームは無得点
後半8分、セットプレーからジェズスがヘディングでゴール
イングランド1部ブライトンは12月17日、敵地でのプレミアリーグ第17節で強豪アーセナルと対戦。日本代表MF三笘薫が先発出場したなか、アーセナルに主導権を握られて0-2で敗れた。
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三笘が左サイドで先発出場した一戦。ブライトンはアーセナルのプレッシャーに押し込まれ、主導権を握られる。
なんとか無失点で抑えていたなか、前半20分過ぎに右サイドバック(SB)のオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが相手選手とのマッチアップで負傷。一度はプレーを再開するも、座り込んでしまい、前半27分に無念の交代となった。負傷者が相次ぐブライトンは、代わりに18歳のMFジャック・ヒンシェルウッドを投入した。
その後の前半42分、三笘はタッチライン際でボールを持ったアーセナルMFブカヨ・サカの背後から身体を掴みながらボールを奪い、ファウル判定。しかし、サカやミケル・アルテタ監督が不服な態度を見せて抗議していると、ティム・ロビンソン主審は三笘にイエローカードを提示。三笘はこれが今季リーグ戦4枚目のイエローカードになった。
前半を0-0で折り返したなか、試合は後半8分に動く。アーセナルは右コーナーキックを得ると、ゴール前に蹴り込んだボールがブライトンDFヤン・ポール・ファン・ヘッケに当たって逸れ、ファーサイドにいたブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがヘディングで押し込んで先制に成功した。
ブライトンは後半25分、三笘が左サイドからドリブルを仕掛けてペナルティーエリア内で倒されるも、ファウルのコールはなかった。同29分にはアーセナルの素早い攻撃でMFマルティン・ウーデゴールにシュートを放たれたが、オランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンが右手一本で防いでみせた。
三笘は後半37分にも左サイドを崩し、右足アウトサイドでクロスを上げたが、決定機をMFパスカル・グロスが外してゴールならず。後半43分には逆に追加点を奪われ、ブライトンは0-2で敗れた。