鹿島の天皇杯制覇で来季ACL参戦4クラブの日程が確定! F組に入った浦和を待つ過酷な初陣

鹿島二冠で浦和が第2代表、ゼロックス杯から過酷な日程に

 鹿島アントラーズが今季の天皇杯を制してリーグとの二冠を達成し、2017年シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する日本勢4クラブの日程が決定した。

 決勝の結果によりグループ分けが変動する可能性があったのが浦和レッズと川崎フロンターレだったが、鹿島が二冠を達成したためにリーグ2位の浦和が第2代表、3位の川崎が第3代表として出場する。そしてリーグ4位のガンバ大阪が、プレーオフからの出場となった。

 これにより、シーズンのスタート時に過密日程を強いられるのが浦和になった。鹿島の天皇杯制覇によりウェスタン・シドニー(オーストラリア)、FCソウル(韓国)、プレーオフ勝者と同居するグループFに組み込まれることが決定。このプレーオフは、アンドレ・ビラス=ボアス監督が率いる上海上港(中国)の勝ち上がりが予想される。

 同時に浦和は、2月18日にゼロックス・スーパーカップに出場することも決まった。そのためゼロックス杯を終えて中2日でオーストラリアに飛び、敵地でウェスタン・シドニーとのACLグループステージ第1節に臨む厳しい日程になった。

 また、浦和は2月12日に「さいたまシティカップ」でFCソウルと対戦することが発表されている。今季のACLでは決勝トーナメント1回戦で激突してPK戦の末に敗れたゲームのリベンジマッチになるが、同時に来季のACLでの対戦に向けた前哨戦ともなった。両者ともに起用メンバーなどに頭を悩ませることになりそうだ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング