遠藤航、リバプールで課せられた使命を海外記者が言及 「クロップはスターになれると本気で考えているようだが…」
冬の移籍市場で新選手獲得の噂も可能性は低いか
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、ユルゲン・クロップ監督の下プレミアリーグの激しい戦線に立っている。海外記者はそんな日本のキャプテンに関する今後の補強戦略やチームで示すべき必要条件について私見を述べた。
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30歳の遠藤は今シーズン、ドイツ1部シュツットガルトからリバプールへ移籍。中盤の底“アンカー(6番)”のポジションでの活躍を期待され加入したが、序盤はリーグのスピード感の違いなどに苦戦する姿もあった。
それでもUEFAヨーロッパリーグ(EL)での先発起用、また現地時間12月2日のプレミアリーグ第14節フルハム戦でチームを救うゴールを挙げるなど徐々に存在感を発揮。アンカーのポジションではアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが先発に名を連ねる形が多かったが、怪我の離脱もありチャンスを得ている状況でもある。
英メディア「TBR Football」は「遠藤航を理由に、来年1月にファンタスティックなMFを獲得しない可能性」と題し今後のリバプール補強について考察。チームは遠藤を高く評価しており、冬の移籍市場で獲得の噂の経つフルハム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャやニース所属のフランス代表MFケフレン・テュラムへの着手を見送るかもしれないと報じた。
そのうえで同メディアの記者であるサブハンカル・モンダル氏は、クロップ監督の遠藤への信頼を認めつつ「遠藤航はリバプールで結果を出さなければならない」と、今後の見解を述べている。
「私の見解では、遠藤航はリバプールでより結果を出さなければならない。ユルゲン・クロップ監督は彼がチームのスターになれると本気で考えているようだが、日本代表MFはレッズ(リバプール)のスターになれることをコンスタントに示す必要があると思う」
モンダル氏は遠藤が徐々に出番を増やし、ゴールなど結果も残していることにも触れつつ「スタメンの座は保証されていない」と指摘。依然として立場が不安定なことに言及していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)