「日本サッカー界の超新星」 リバプール入り海外推薦、21歳MFに英注目「サラーの後継者になり得る」

三戸舜介のリバプール入りを現地専門メディアが推薦【写真:徳原隆元】
三戸舜介のリバプール入りを現地専門メディアが推薦【写真:徳原隆元】

新潟の21歳MF三戸舜介にリバプール専門メディア熱視線

 2023シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いたパリ五輪世代のアルビレックス新潟の21歳MF三戸舜介は現在、海外から最も熱い視線を注がれている日本人選手の1人だ。12月上旬にはイタリアメディアに「レオ・メッシのよう」と称賛されたアタッカーについて、今度はリバプール専門メディア「Liverpool.com」が「リバプールはブライトンを破り、リオネル・メッシにも比較された次の三笘薫を獲得するべきだ」との見出しで報じている。

 リバプールには、日本代表MF南野拓実が2022年まで在籍し、現在も日本代表のキャプテンであるMF遠藤航が所属している。リバプールに過去所属した日本人選手は、長い歴史のなかでもユルゲン・クロップ監督が獲得したこの2人だけだが、記事では「リバプールは最近のJリーグで突出した選手の1人である選手に注目するべきだ。三戸舜介は卓越したドリブルの技術を見せており、両足でボールを扱え、簡単に彼のマークに付く選手を抜いていく。そして技術面は現在も向上している」と、新潟のウイングについて報じた。

 欧州進出が近づいていると見られる三戸だが、日本代表MF三笘薫の所属するイングランド1部ブライトンやドイツとベルギーのクラブも関心を示していると報じられた。そして、「三笘はリバプール戦でも力強いパフォーマンスを何度も見せて、プレミアリーグで自身の価値を証明した最近の例だ。今シーズン彼はルイス・ディアスと同じ試合数に出ているが、コロンビア人の3に対して7つのゴールに関与している」と、日本人ドリブラーの先駆者である三笘の成功に触れ、三戸を獲得するべきだと主張した。

「リバプールが三戸を獲得すれば、クロップ監督は将来的に多額の移籍金を支払うことを避けられるだろう。現時点で彼がまだプレミアリーグに通用するフィジカルがないとしても、ヨーロッパに進出する次の日本人スターになりそうな兆候が出ている。リバプールは彼に経験を積ませるためにレンタル移籍させることも可能だ。メッシに似たプレースタイルの三戸の獲得は、イングランドの“国営”チームの投資額に及ばなくとも、リバプールの優位性を保つ移籍ビジネスになるかもしれない」と、安価のうちに三戸を獲得するべきだとし、「将来的に右サイドでモハメド・サラーの後継者になり得るポテンシャルを示しているが、三戸の万能性は彼が複数の役割で起用できることを意味しており、クロップ監督にエキサイティングなプロジェクトと日本サッカー界の超新星を与えることになる」と、その意義を強調した。

 1月の移籍市場が近づくなかで、話題に上がり始めている三戸だが、近い将来、海を渡ることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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