渋谷出没、代表特別キット着用…バルサDFの“日本との関係”に海外脚光 「フリーザに扮して歩く日本人と…」【23年厳選トピック】

バルセロナでプレーするジュール・クンデ【写真:徳原隆元】
バルセロナでプレーするジュール・クンデ【写真:徳原隆元】

今年6月には神戸との親善試合で来日

 2023年のサッカー界では数々の反響シーンがあったなか、今回はスペイン1部FCバルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデの日本にまつわるエピソードを振り返る。来日した際には渋谷でフリーザに“遭遇”し、その後にスペインに戻ると日本代表の特別ユニフォームを着て会場入りし、さまざまな声が上がった。

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 22年夏からバルセロナに所属するクンデは今年6月、東京・国立競技場で行われたJ1ヴィッセル神戸との親善試合(2-0)に途中出場。この試合で2022-23シーズンの全日程を終え、クンデはインスタグラムに黒のトップスに独特デザインの白ボトムを合わせて渋谷のスクランブル交差点に出没した姿などをアップした。ひと際注目を集めたのが、「ドラゴンボール」の登場キャラに扮した人物と街中で遭遇した1枚。ストローで飲み物を口にするクンデのうしろには、フリーザの格好をした人物が「フリーザのゴミ滅ぼし中」と書かれたカゴを背負って振り返っている様子が収められていた。

 スペインメディア「Cronica Global」は「クンデとフリーザの出会い」と見出しを打ち、「フリーザに扮して歩く日本人と出くわす様子を見ることができる。彼のインスタグラムを見ると、芸術的で審美的な写真の中にユーモアが感じられる」と大きく報じた。

 クンデはさらに、今年9月のラ・リーガ第6節セルタ戦(3-2)前の私服コーデを収めた写真をインスタグラムに投稿したなか、日本代表“特別キット”を身に纏って会場入りする姿に熱視線が注がれた。ピンクとグリーンの組み合わせが印象的な日本代表のスペシャルキットで、アディダス社より昨秋に発表されたトレーニング用ウェア。デザイナーのNIGO氏の協力を得て実現し、“桜”や“桜餅”といった日本を象徴する文化からインスピレーションを受け、日本的かつ調和のとれたカラーリングが採用された1枚だ。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「クンデがセルタ戦で着てきた不思議なシャツ」と取り上げ、「ファッションに情熱的で、試合前にはいつも彼のルックスが話題になる」と伝えていた。

 クンデは日本にまつわるSNS投稿が多い2023年だった。

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