鹿島が延長戦で川崎を破り6年ぶりの天皇杯制覇! リーグとの二冠を達成
途中出場のファブリシオが決勝弾
延長に入り前半4分、鹿島が勝ち越しゴールを奪う。川崎守備陣の連係ミスを突いた攻撃でCKを得ると、DF西大伍のヘディングシュートはクロスバーを直撃。しかし、その二次攻撃から途中出場のMFファブリシオが豪快に蹴り込み2-1とリードを奪った。今度は鹿島の石井監督の采配が的中する形になった。
川崎は延長後半からFW森本貴幸を投入し、前線を厚くして同点ゴールを奪いにいったが、それも実らずに鹿島がこのまま1点差を逃げ切った。風間監督の退任とエース大久保の退団が決まっている川崎は一歩届かず、準優勝で2013年にスタートした風間体制ラストゲームを終えた。勝利した鹿島はチャンピオンシップを制したJリーグとの二冠を達成。国内最多の19冠目となり、常勝軍団の勝負強さを見せつけた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images