リオ五輪でも活躍した“川崎の10番”が選出 2016年に対戦して「最も凄いと感じた選手」とは

「周りも使えて、自分でも点を取れる」

「レアンドロです。ホームでの試合の時はいなかったので勝てたのですが、アウェーでやった時はレアンドロが衝撃でした。周りも使えて、自分だけでも点を取れる。簡単にボールも奪われない。とりわけ何かに突出しているというよりは、全体的なレベルが総じて高い」

 ヴィッセル神戸のFWレアンドロは、2016年シーズンに19ゴールを記録し、得点王を受賞。自身初の年間ベストイレブンにも選出された。川崎はセカンドステージ第14節で神戸と敵地で対戦した際、レアンドロに2得点を決められ、0-3と惨敗を喫していた。

 大島は近年、これまで課題に挙げられていた守備面に関しても著しい成長を見せている。だからこそ、レアンドロの強烈な得点力には、より一層大きなインパクトを受けたのだろう。

【了】

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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