名将ペップがクラブW杯へ意気込み 離脱中のエースFWハーランドに寄せる期待を海外報道「栄光へと導くために…」
19日に浦和はシティと対戦
サウジアラビア開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)で、J1浦和レッズは12月15日の初戦でクラブ・レオン(メキシコ)を1-0で下した。欧州代表マンチェスター・シティ(イングランド)と戦う準決勝へと駒を進めたなか、海外メディアは対戦クラブのエースの近況について指揮官のコメントを紹介している。
浦和は後半33分、途中からピッチに立ったFWアレックス・シャルクが決勝弾を決めて、クラブW杯の初戦を勝利で飾った。マチェイ・スコルジャ監督にとってこの大会がラストゲームとなるなか、準決勝では名将ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティと対戦する。
シティのエースFWアーリング・ブラウト・ハーランドは、得点力や推進力ともに対戦する浦和の脅威となる存在だが、12月10日のプレミアリーグ第16節ルートン・タウン戦(2-1)をベンチ外に。グアルディオラ監督がクラブW杯へ向けてハーランドの状態を語った。
衛星放送「ユーロ・スポーツ」によると、グアルディオラ監督は「彼は離れて治療を受けている。上手くいけば、明日の試合後にサウジアラビアに行けるだろう」と、順調な回復が見込めれば大会への遠征に連れていける可能性を示唆したという。
「その後、初戦に出場できるか、2戦目に出場できるか。あるいは戻ってきたときに出場できるかどうかを見極めることになる。単なる疲労だ。選手の回復が早いこともあれば、長いこともある。ドクターは、1日1日、1週間1週間、彼の体調を見なければならない」
またシティ指揮官は「我々にとって大きなチャンスだ」と、クラブW杯チャンピオンの栄光へ大きなモチベーションも明かしている。
シティは16日のホームで行われるリーグ第17節クリスタル・パレス戦を戦う。その後サウジアラビアへ移動し、現地時間19日の浦和戦に挑む予定だ。記事では「ペップはシティをクラブW杯の栄光へと導くために、ハーランドのフィットネス回復に期待を寄せている。準決勝で日本の浦和レッドダイヤモンズと対戦」と、指揮官のハーランドに寄せる信頼と意気込みを伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)