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浦和シャルクは「主役の座を射止めた」 クラブW杯殊勲の決勝弾を海外称賛「遅かれ早かれ…」
後半33分、相手GKとの1対1を押し込んで勝利に導く
浦和レッズはサウジアラビア開催のクラブ・ワールドカップ(W杯)初戦で12月15日にクラブ・レオン(メキシコ)と対戦し、途中出場のFWアレックス・シャルクが決勝点を挙げて1-0の勝利を収めた。海外メディアは「シャルクは絶対的な主役の座を射止めた」と称賛している。
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0-0で前半を折り返した試合は、今季限りでの退任が発表されている浦和のマチェイ・スコルジャ監督が、後半27分にMF伊藤敦樹とMF大久保智明に代え、MF中島翔哉とFWアレックス・シャルクを投入。中島をトップ下に入れてMF安居海渡をボランチに下げた。
すると後半33分、FWホセ・カンテが前線で収めると交代出場のシャルクへ。右サイド側からペナルティーエリア内に飛び込んだシャルクは、相手GKとの1対1でシュートをねじ込んで待望の先制点を奪った。
スコルジャ監督は直後にDF酒井宏樹を投入。手術時には全治3か月と発表されていたが、責任感あふれるキャプテンがクローザーとしてピッチへ。バランスを崩して前掛かりになるレオンに対して、むしろ浦和が上手くゲームを運んで1-0で逃げ切った。この勝利により、浦和は19日の準決勝でイングランドからやってくる欧州王者マンチェスター・シティと対戦することが決まった。
データ分析会社「オプタ」によれば、シャルクは2007年のMFクラレンス・セードルフ(ACミラン)、2014年のFWロメオ・カステレン(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)に続き、2005年以降のクラブW杯でゴールした3人目のオランダ人選手になったという。
スペイン紙「AS」メキシコ版は、得点シーンについて「遅かれ早かれその瞬間は来るように見えた」と速報。オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」は、「浦和のオランダ人選手であるアレックス・シャルクとブライアン・リンセンは現時点ではレギュラーではない。2人ともクラブ・レオン戦でベンチに座らなければならなかった。そのなかでシャルクは絶対的な主役の座を射止め、チームメイトとともに、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で優勝したマンチェスター・シティとの試合に備えることができることになった」と、シャルクを評価していた。