「これは爆笑」 広告パネルの裏にダイブ…渾身の“遅延行為”に海外注目「伝説だ」

ベン・ピアソンの遅延行為に脚光【写真:Getty Images】
ベン・ピアソンの遅延行為に脚光【写真:Getty Images】

ストーク・シティMFの遅延行為に脚光

 イングランド2部ストーク・シティは現地時間12月12日、プレミアシップ第21節でスウォンジー・シティと対戦し、1-1で引き分けた。試合終了間際に追いつかれる展開で獲得できたポイントが1にとどまったなか、ストークMFによる遅延行為が話題になっている。

 ストークはこの試合、後半25分にMFダニエル・ジョンソンのPKで試合を動かす。その後は果敢に2点目を狙いにいくも、あと一歩のところでゴールが遠かった。すると、試合終了間際の同44分にスウォンジーが反撃。コーナーキックの場面でDFハリー・ダーリングがヘディングシュートを沈められ、試合を振り出しに戻されてしまう。結局、そこから勝ち越し点を奪えないままホームで痛い引き分けに終った。

 ホームのストークにとっては、虎の子の1点を守り切り勝ち点「3」を手にしたい展開だったこの試合。対戦したスウォンジーの公式TikTokは試合後、そんな気持ちが表れた場面を収めた1本の動画を公開した。

 それは、後半37分にストークMFベン・ピアソンがスローインに移ろうとした場面だった。ピアソンはボールを投げ入れようとするも、近くにいたスウォンジーMFオリバー・クーパーに腕を掴まれる形になり交錯。そして次の瞬間、なぜかピアソンの身体はピッチサイドに置かれているLED広告の裏に落下。多少の勢いがついていたとはいえ、主審はダイブしたように見えるピアソンの不自然な動きが遅延行為に当たると判断し、イエローカードを提示した。

 この動画が公開されると、コメント欄にはファンから「これは爆笑」「一体何をしたかったのか」「伝説だ」「怪我しなくてよかったね」といった反応が寄せられていた。渾身の時間稼ぎも勝ちにはつながらず、ピアソンにとってもこの日の引き分けは痛い結果となっただろう。

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