ミランDFが「信じられないタックル」 マルディーニ彷彿の“危機一髪タックル”に英注目
フィカヨ・トモリが最少失点でチームの勝利に貢献
イタリア1部ACミランは現地時間12月13日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節でイングランド1部ニューカッスルと対戦し、2-1で勝利した。敵地で逆転勝利となった一戦で、イングランド代表DFフィカヨ・トモリが見せたスーパークリアに注目が集まっている。
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現在25歳のトモリはチェルシーの下部組織出身で2016年にプロデビューを果たした。21年に期限付き移籍でミランに加入すると、その後の活躍が認められ完全移籍となった。
試合は前半37分FWジョエリントンが強烈なミドルシュートでニューカッスルが先制に成功。しかし、後半25分にアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチが同点ゴールを決めると、同39分に途中出場のナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが逆転ゴールを決めて、ミランが勝利した。
とりわけ注目を集めているのが前半20分のシーンだ。右サイドでニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがボールを受けると、ペナルティーエリア内に走り込んだジョエリントンにスルーパス。ジョエリントンはゴール前に走り込んだパラグアイ代表MFミゲル・アルミロンにラストパスを送るも、トモリが間一髪のスライディングタックルでピンチを凌いだ。
トモリのスーパークリアは現地でも注目のワンシーンとして伝えられた。英紙「ザ・サン」では、「トモリがマルディーニになったかのようなプレー」と、ミランのレジェンドとされる元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏に例え、「信じられないタックル」と称賛した。
ミランは死の組と呼ばれたグループFで3位フィニッシュ。惜しくも決勝トーナメント進出を逃してしまったが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)での勝ち上がりに期待が懸かる。