フットサル日本代表、W杯準優勝アルゼンチンと対戦へ 木暮監督「フットサルの価値を上げるためにベスト尽くす」

フットサル日本代表の木暮監督【写真:Futsal X / 河合 拓】
フットサル日本代表の木暮監督【写真:Futsal X / 河合 拓】

約1年3か月ぶりに国内での試合に臨むフットサル日本代表

 フットサル日本代表は12月14日にフットサルアルゼンチン代表との国際親善マッチを大田区総合体育館で行う。フットサル日本代表の木暮賢一郎監督は前日会見に臨み、「どういう結果、どういう内容になっても、フットサルの価値を上げるためにベストを尽くす」と、試合への意気込みを語った。

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 フットサル日本代表が国内で試合を行うのは、昨年9月に行われたフットサルブラジル代表との2連戦以来となる。この2試合に1-5で敗れていた日本だが、その後に行われたAFCフットサルアジアカップクウェート2022では、8年ぶり4度目の優勝に輝いた。

 今回も日本はアルゼンチンと14日、17日(北海道・帯広市総合体育館)と2試合を行うが、来年ウズベキスタンで開催されるFIFAフットサルワールドカップ(W杯)、そしてその予選を兼ねたAFCフットサルアジアカップに向けた重要な強化の場となる。

 木暮監督は「まずホーム、日本で試合ができることは非常に幸せなことだと思っています。フットサルの価値をより一層上げるための素晴らしい機会だということは、選手たちにも話をしています。満員の観衆のなかでフットサルができる。そして代表のユニフォームを着てゲームができることを、選手たち自身に幸せに喜びに感じてもらい、来ていただく方々、テレビで応援していただく方々が、試合を見終えた後に満足感を与えられるようなゲームをしたいなと思っています」と、コメントした。

 チームの中心選手であるキャプテンのFPオリヴェイラ・アルトゥールは、所属するクラブのカップ戦があるため、明日、合流する予定となっている。木暮監督は合流日となる明日の試合には出場したとしても限定的になるとしつつ、「誰がいるとかいないとかではなく、チームとしていい戦いをしっかりと見せたい」と、語っている。

 日本とアルゼンチンの初戦のチケットはすでに完売しており、テレビ放送は26時30分にから27時35分にTBS系列(関東地区)でディレイ放送される。

(Futsal X・河合拓 / Taku Kawai)



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