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中国が日本、韓国と同居の五輪予選“死の組”突破に意欲 母国メディアが言及「相手の見かけの強さに騙されてはいけない」
U-23アジア杯は日本、韓国、中国、UAEが同居
来春カタールで開催されるU-23アジアカップは、グループBに日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、中国が同居する形となり、“死の組”と呼ばれている。中国国内では悲観的な声も多いなかで、中国大手メディア「SOHU」は「中国代表は番狂わせで“死の組”突破を目指す」と取り上げている。
来年のパリ五輪出場権を懸けたU-23アジアカップは、16チームが4チームずつ4組に分かれ、グループリーグは総当たり戦。各グループ上位2位までが決勝トーナメントに駒を進め、大会上位3チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得し、4位はアフリカ地域代表チームとの大陸間プレーオフへ進出する。
組分けの結果、グループBにはFIFAランキングでアジア最高位の日本(17位)、同3位の韓国(23位)、同8位のUAE(64位)が同居。FIFAランク79位の中国はアジアで11位と唯一の“トップ10圏外”となったことで、母国では諦めムードの声も多かった。
中国大手メディア「SOHU」は「中国代表は番狂わせで“死の組”突破を目指す」と見出しを打ち、「今回のオリンピック予選では、中国は韓国、日本とアラブ首長国連邦(UAE)と同じグループになった。明らかに日本と韓国が最大の敵となるだろう」とフォーカスしている。
「もちろん、我々の五輪チームにチャンスがないという意味ではない。我々も番狂わせで彼らを破った経験がある。相手は強いが、『メンタルを正す』『合理的な戦略を立てる』『チームワーク』を徹底できれば、可能性はある。我々は死の組に入るのを恐れていない。相手の見かけの強さに騙されてはいけない。人間はもちろん、虎だって昼寝をする。チャンスを掴めば、一撃で仕留めることも不可能ではないかもしれない。狭い道で遭遇したら、勇敢な者が勝つ。全力を尽くせば必ず成功する。4年に一度のチャンス、全力でパリ五輪(の可能性)に挑まないといけない」
中国メディアも、死の組を勝ち抜いての本大会出場権獲得に意欲を燃やしていた。