ヒーローは山梨学院の2000年生まれ1年生FW! エース不在の穴を埋めて岡山学芸館に勝利
U-17日本代表のFW加藤は負傷でメンバー外 1年生FW宮崎が決勝点を誘発
第95回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が31日に各地で行われた。2009年度にこの大会を制している山梨学院(山梨)は1-0で初出場の岡山学芸館(岡山)を下して2回戦進出を決めた。この試合のヒーローは2000年生まれの1年生FW宮崎純真だった。
山梨学院はU-17日本代表にも選ばれているFW加藤拓己が負傷によりメンバー外。前線で高さを生かしたプレーを見せるエースが不在での戦いとなった。
前半は岡山学芸館がワンツーパスなど細かいパスを繋いで攻め込む時間が続いた。しかし、0-0で迎えた後半2分、粘りを見せた山梨学院は武器とする飛び道具から狙い通りの形で先制に成功する。左サイドからMF相田勇樹がロングスローをゴール前へ送ると、宮崎がバックヘッドで合わせると、相手DFに当たってGKの頭上を抜いた。記録上はオウンゴールとなったが、貴重な決勝点を誘発した。
「相手の隙をついてまず合わせることを考えました。(ヘディングでのゴールは)珍しいです。ごちゃごちゃとしていてあんまり覚えていない」
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