川崎GKチョン・ソンリョンの去就は? 韓国行きの可能性を母国メディア報道「復帰する余地を残した」
天皇杯決勝後の取材内容を韓国メディアが報道
J1川崎フロンターレの韓国人GKチョン・ソンリョンは12月9日に行われた柏レイソルとの天皇杯決勝にフル出場。PK戦の末での優勝に大きく貢献した。日本で順風満帆なキャリアを築くチョン・ソンリョンに対し、母国メディアが韓国リーグ復帰の可能性について報じている。
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チョン・ソンリョンは延長戦までの120分間で、2回の1対1を防いでチームを救った。さらにPK戦では10人目として登場したチョン・ソンリョンがきっちりキックを成功させたのち、柏GK松本健太のキックを見事セーブして決着。川崎が0-0/PK:8-7の結果で勝利して優勝となった。
韓国のニュースサイト「エキスポート・ニュース」は、「日本で活躍しているチョン・ソンリョンは、可能な限り現役を続けるが、機会があればKリーグに復帰する余地を残した」と、試合後の取材内容を報じている。
チョン・ソンリョンはミックスゾーンでの取材に対し、「日本での生活、そしてこのような試合でベストを尽くしている。毎年こうしていられるとは思っていなかった。最初の1年を頑張ったからここに来れたと思う。川崎フロンターレというチームで少しは成長できたと思う」と、Jリーグでの実感を語ったという。
「韓国とは少し環境が違いますが、いい結果を残せたと思います。僕は運が良かったと思う。チームの成績は良くなかったが、チームに合流してからは何度か優勝することができた。技術的にも精神的にも強化されたと思う」
チョン・ソンリョンは川崎で7シーズンを過ごしている。その前には母国の水原三星ブルーウィングスに在籍していた韓国人GKは、Kリーグ(韓国リーグ)復帰の可能性について「そうした機会があれば。まだ何も決まっていない。1年、1年、今は最善を尽くそうとしている」と回答したと、「エキスポート・ニュース」は伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)