「準備過程が違いすぎる」 森保監督の“行動力”に韓国注目…母国率いる指揮官に苦言「国内で有望株を発掘している間…」
森保監督は天皇杯決勝を現場で視察
森保一監督率いる日本代表は、来年1月にカタールで開幕するアジアカップに向けてすでに動き出している。同大会に参加する韓国も、現地報道では12月18日に招集メンバーを発表する見込みとされているなか、母国メディアが日韓の「準備過程の違い」について迫った。
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日本はアジアカップに備え、2024年の元日に国立競技場で国際親善試合「TOYO TIRES CUP 2024」でタイ代表と対戦予定。すでに招集メンバー23名が発表されている。国内組も加わったなかで、国際Aマッチウィーク期間外となるため、イングランド1部プレミアリーグやスペイン1部ラ・リーガなどでプレーする一部の主力選手は招集されていない。
そんななか、森保監督は12月9日に行われた天皇杯決勝・川崎フロンターレ対柏レイソル(0-0/PK:8-7)戦を視察に訪れている。この動向に注目したのが、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」だ。
同メディアは「ライバルの日本代表監督、天皇杯決勝戦を直接視察した理由は?」と、題し森保監督に注目。「アジアカップ優勝という目標は同じだが、韓国と日本では準備過程が違いすぎる」と持論を展開している。
記事の中では、森保監督の視察理由について「A代表やU-23チームで活躍する次世代ストライカー細谷真大の実力を直接確認したかったからだ」と説明。今季J1リーグで14ゴールを挙げている柏FWの存在を報じた。
そのうえで「日本は韓国よりも海外組が多いが、森保監督は日本に留まり、Jリーガーの様子を見ている。一方、クリンスマンの動きは異なる」と母国のユルゲン・クリンスマン監督の動向と、森保監督を比較している。
「クリンスマンは日本代表監督が国内で有望株を発掘している間、クリンスマンはすでに戦力を知っている海外組のコンディションだけを映像のみ、遠隔で調べている。彼は2023年に赴任してから1年間、国内より海外滞在期間が長い」
現地に赴く森保監督の姿と比較し、母国を率いる指揮官の動向に厳しい目を向けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)