遠藤航は「並外れた選手」 クロップ監督が獲得に言及「上手くいって本当に嬉しい」
公式戦18試合に出場して2得点を記録
イングランド1部リバプールは、今季開幕前にメインターゲットとして狙っていたエクアドル代表MFモイセス・カイセドとベルギー代表MFロメオ・ラビア(ともにチェルシー)の獲得を逃し、代わりに日本代表MF遠藤航らを補強した。チームを率いるユルゲン・クロップ監督はそんな夏の移籍市場を振り返り、「我々はラッキーだった」とコメントしている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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夏の移籍市場におけるリバプールの大きなトピックは中盤の刷新だった。前キャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(アル・イテファク)とブラジル代表MFファビーニョ(アル・イテハド)をはじめとしたベテラン選手が一斉にチームを去った。
その一方で、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの獲得を早い段階で決めていたが、さらなる補強の噂は絶えず、カイセドとラビアがターゲットとして浮上していた。しかし、2人はいずれもライバルのチェルシーに移籍を選択。リバプールは代わりに遠藤とオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフを移籍最終日に獲得していた。
クロップ監督は現地時間12月11日に行われたアンフィールドでのイベントに出席。そこで「この夏、マーケットではいくつかの奇妙なことが起きたけど、ここだけの話、我々はラッキーだったと言えるだろう」と今夏の移籍市場について回想。ドイツ1部シュツットガルトから電撃加入となった遠藤についても言及している。
「あの当時は分からなかったし、そう感じてはいなかったけど、上手くいって本当に嬉しいよ。それまでには決して分からなかったことだ。ほかの守備的なセントラルMFたちがリバプールに来たがっていないことは明らかだった。そして、そのあとに我々は遠藤を見つけた。彼は並外れた選手だよ」
遠藤はここまでリバプールで公式戦18試合に出場して2得点。徐々に出場機会を増やし、リバプールでのプレーへの適応を見せ始めている。クロップ監督も中盤センターで奮闘する遠藤の獲得に満足感を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)