高円宮杯U-18決勝、物議の”ロングスロー→オウンゴール”判定に中国注目 「この試合はサスペンスと論争に満ちている」
青森山田高校と広島ユースの対戦が話題
高円宮杯U-18プレミアリーグの決勝で青森山田高校(青森)がロングスローから得点した場面を巡り物議を醸すなか、中国メディア「網易」も注目している。
高校ユース年代の日本一を懸けて12月10日に行われた高円宮杯U-18プレミアリーグの決勝。EAST王者の青森山田とWEST王者のサンフレッチェ広島F.Cユースが対戦し、2-1で前者に軍配が挙がったこの試合では後半終了間際に生まれた得点シーンを巡って議論が巻き起こった。
広島ユースが1-0とリードして迎えたところで、青森山田は相手陣内の左サイドからゴール前へロングスローを放り込む。ペナルティーエリア内へ勢い良く飛ばすと、ボールはゴールイン。レフェリーはこれを得点と認めると、その直後にも青森山田が加点し、劇的な幕切れでの決着となった。
ロングスローからそのまま得点となれば競技規則上、ノーゴールとなるが、広島ユースのGKがわずかにボールに触れたと判断され得点に。さらに、GKを妨害するようなプレーも見られながらもノーファウルだったことから同点ゴールの判定に対する異論の声がSNS上で噴出した。
そのなかで、中国でもこのシーンが話題になっているようだ。同メディアは青森山田が広島ユースを下したことを伝えたうえで「しかし、青森山田の同点ゴールは物議を醸している。青森山田の選手たちが勢いよくサイドからボールを投げたが、誰もボールに触れていなかったようで、ボールはそのまま相手ゴールに入った」と報道。中国ファンからは「土壇場での2連続ゴールは素晴らしい」「広島にとっては残念だ。この試合はサスペンスと論争に満ちている」などの声が寄せられていた。
page1 page2