バイエルン、今冬のバルサDF獲得へ本腰? “クラブ史上最高額”オファーの可能性を海外指摘
守備強化へウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの獲得に関心
守備陣の強化を目論むドイツ1部バイエルン・ミュンヘンはスペイン1部FCバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの獲得に本腰を入れると英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じた。
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現在ブンデスリーガで首位レバークーゼンに次ぐ2位に付けるバイエルンだが、守備陣の不安定さが課題となっており、今冬の移籍市場で新たなDFの獲得が噂されている。
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋や同1部マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFラファエル・ヴァランなどが候補として伝えられていたが、ここにきて本命候補となっているのがアラウホだ。24歳のセンターバックは今季、バルセロナで右サイドバックとしてもプレーしつつ、公式戦14試合に出場して1得点を挙げている。
「スカイ・スポーツ」の移籍専門家、フロリアン・プレッテンベルク氏によれば「アラウホはトーマス・トゥヘル監督が好むプロフィールの持ち主」であり、バイエルンは「フルスロットル」で同選手の獲得に動いているという。先週の金曜日にバイエルンのトゥヘル監督とスポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏はアラウホと電話会談を行い、獲得の意思を伝えたとされる。
ただし、バルセロナは2026年まで契約を結ぶアラウホの放出を望んでおらず、バイエルン側も獲得が「至難の業」であることは理解しているという。そのうえでバイエルンは必要であればアラウホ獲得のためにクラブ史上最高額の移籍金を支払う準備があるようだ。バイエルンの史上最高額の移籍は2019年にアトレティコ・マドリードから獲得したフランス代表DFリュカ・エルナンデス(現パリ・サンジェルマン)の8000万ユーロ(約126億円)だ。
王者バイエルンは冬の移籍市場でビッグディールを成立させ、最終ラインを強化することができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)