アジア杯開催で「大きな穴」 日本人不在→苦戦の仏クラブを海外考察「攻撃の中心的存在」
アジアカップ開催で代表選手が離脱、最も影響を受けそうな仏クラブは?
AFCアジアカップは、2024年1月12日に開幕し、決勝の2月10日まで行われる。この期間は欧州各国のリーグ戦も開催されているため、アジアカップに出場する選手が所属するクラブは、影響を受けることになる。海外メディア「One Football」では、フランスのリーグ・アンのクラブがどのような影響を受けるかを特集した。
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今回のアジアカップは、FIFAのインターナショナルカレンダー外で行われる。そのため、アジアカップに出場する選手たちは、所属クラブの公式戦を数試合、欠場することになる。
記事の見出しには「イ・ガンインと南野拓実ら、アジアカップのためにリーグ・アンを欠場することになりそうな選手たち」と打たれ、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する韓国代表FWイ・ガンインとASモナコに所属する日本代表MF南野拓実の名前が挙げられた。
そして、「伊東純也と中村敬斗という日本人ウイングコンビがいるスタッド・ランスが、最も大きな影響を受けそうだ。両者は日本代表にとっても重要な選手であり、カタールへ行く可能性が高い。今シーズン、彼らは計7ゴールに絡んでおり、彼らを失うことで大きな穴が空く。特に伊東はここまでリーグ戦15試合に先発しており、攻撃の中心的存在となっている」と、伝えている。
ほかにも日本人選手では、南野がモナコを離脱する影響についても触れられている。「アタッカーは、最高の状態にいる。今シーズン、14試合で5得点4アシストを記録して、日本人選手はRBザルツブルクでブレイクした当時のレベルに戻っており、リーグ・アンで3位になっているチームに大きく貢献している」と、報じている。
記事の最後では、イ・ガンインにも触れられているが、「PSGは彼に対して、他のクラブほど拒否反応を示さないだろう。22歳は12試合しか出場していない。もっとも韓国人MFはクラブ内のほかのMFとは違うものを提供できるため、ほとんどの出場機会は満足のいくものとなっている。決断は、U-21フランス代表MFワレン・ザイール=エムリやスペイン代表MFファビアン・ルイスが、最近の負傷からどれだけ早く復帰できるか、そして冬の移籍市場でクラブが誰を獲得できるかになる」と、見立てている。
(FOOTBALL ZONE編集部)