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川辺駿、一時同点の今季6ゴール目も…敵地サポーターの物投げ入れが波紋 現地解説者指摘「こいつらは何者だ」
スタンダール・リエージュはアンデルレヒトと2-2ドロー
ベルギー1部スタンダール・リエージュは、現地時間12月10日に行われたリーグ第17節アンデルレヒト戦で2-2と引き分けた。日本代表MF川辺駿は一時同点となるゴールを決めたが、コーナーキック(CK)の際に敵地のサポーターから物が投げ入れられ、波紋を呼んでいる。
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1点ビハインドで迎えた前半アディショナルタイム、スタンダール・リエージュは右ウイングで先発した川辺が見せる。右サイドからのDFマーロン・ジョセフ・フォッシーのクロスをゴール前で受けると、巧みなボールコントロールから左足でシュートを放ち、相手GKの逆を取ってゴールネットを揺らした。川辺はこれが2試合ぶりの今季6ゴール目。アンデルレヒト戦では2試合連続ゴールとなった。
後半に1点ずつを奪い合い、2-2の引き分けに終わった一戦。オランダメディア「Voetbal Nieuws」が取り上げたのは、川辺がCKのキッカーを務めようとしたシーンの出来事だ。
12月7日に行われたアンデルレヒトとのカップ戦で、スタンダール・リエージュのサポーターは、スタンドやピッチに花火や椅子を投げつけるなど、過激な行為を行い、この日の一戦には入場が禁止されていた。そのなかで、川辺がCKを蹴ろうとコーナーで準備をした際、ホームのアンデルレヒトのサポーターから複数の物が投げ込まれたという。
主審は試合を一時中断させ、両チームのキャプテンを呼んで注意。アンデルレヒトのベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンがサポーターに落ち着くように促し、それ以上エスカレートすることなく試合は再開されたが、スポーツチャンネル「イレブン・スポーツ」の解説者アステル・ンゼイマナ氏は「アウェーのサポーターはいないのに、あのCKのシーンではまた(スタンドに)マヌケがいて、選手に物を投げつける必要があると感じている。こいつらは一体何者なんだ」と鼻で笑って指摘したと、記事では伝えていた。