浦和→柏へ…約半年の“レンタル終了” 大怪我から復活した30歳DF犬飼、今後の去就に注目
柏では今季リーグ戦12試合に出場
柏レイソルのDF犬飼智也は、来季の去就が注目される1人だ。今季は夏の登録ウインドーで浦和レッズから今シーズン限りの期限付き移籍で柏へと活躍の場を移した。
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犬飼は清水エスパルスの下部組織から2012年にトップ昇格。松本山雅FCへの期限付き移籍も含め6シーズン在籍し、18年に鹿島アントラーズへ完全移籍した。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝にも貢献し、クラブ・ワールドカップ(W杯)にも出場。22年に浦和へと籍を移した。
当時のリカルド・ロドリゲス前監督が最終ラインからのビルドアップを求めるスタイルで大きな戦力になると期待されたが、22年4月2日の北海道コンサドーレ札幌戦で相手選手との競り合いの際に負傷。 診断結果は左膝蓋骨骨折および膝蓋腱部分断裂の重傷で、約1年経った今年4月5日のルヴァンカップ川崎フロンターレ戦で復帰。しかし、DFアレクサンダー・ショルツとDFマリウス・ホイブラーテンの壁は厚く、夏に柏へ期限付き移籍となっていた。
柏ではリーグ戦12試合に出場するなど復活。残留争いを潜り抜けての17位と、天皇杯準優勝のチームで力を見せた。犬飼は今季限りで柏とのレンタル期間が終了となり、浦和は来シーズンにペア・マティアス・ヘグモ新監督を迎える。去就を巡る今後の両クラブの交渉と、犬飼の決断が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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