三笘薫が「即座にインパクトを与えた」 堅守打ち崩す“積極性”を英高評価
採点でチーム3位の7点
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間12月9日に行われたプレミアリーグ第16節バーンリー戦(1-1)で後半から途中出場。積極的にシュートを放って攻撃を活性化した。得点に絡むことはできなかったものの、英メディアは三笘にチーム3位タイの7点と高評価を与えた。
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負傷者続出に苦しむブライトンはホームで19位のバーンリーと対戦。負傷明けでコンディションが万全ではない三笘もこの日はベンチスタートなった。すると前半終了間際45分、MFウィルソン・オドベールのゴールでバーンリーが先制した。
ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は後半頭からMFビリー・ギルモアと三笘を投入して反撃体制を整える。そして後半32分、MFパスカル・グロスの浮き球パスからFWシモン・ディングラが頭でゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。
さらにアディショナルタイム7分には三笘にビッグチャンスが訪れる。ギルモアの右クロスをファーサイドの三笘が右足でボレーシュート。ワンバウンドのボールをうまく叩いて枠に飛ばしたが、これはGKジェームズ・トラッフォードのビッグセーブに防がれ、勝ち越しとはならなかった。三笘はこれ以外にも左サイドから積極的にシュートを狙う場面があったが、この日は得点に絡むことはできず。試合も1-1の引き分けに終わった。
ブライトンの地元メディア「Sussex World」の選手採点(10点満点)は、得点に絡んだグロスとアディングラにチームトップタイの8点をつけた。そして後半のみの出場だった三笘は2人に次ぐチーム3位の7点と高評価だった。「バーンリーの低いブロックに入り込んでいくのに苦戦していたが、左サイドで即座にインパクトを与えた」と限られたプレー時間のなかでも攻撃面に与えた影響は大きかったと特筆されている。
まだコンディションが万全ではなく、後半45分の出場にとどまった三笘。来週末(17日)に控えるアーセナルとの大一番ではスタメンに復帰することができるだろうか。