久保建英の「エレガンスな一面」 ハーフタイムの“異例”粋な行動に現地紙称賛「特別な選手であると証明」
9月以来となるゴールで今季6点目
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間12月9日、ラ・リーガ第16節でビジャレアルとアウェーで対戦し3-0の快勝を飾った。日本代表MF久保建英はリーグ8試合ぶりのゴールを決めるなど、全得点に絡む活躍。前半終了後には異例のユニフォームをファンにプレゼントし、スペインメディア「エル・デスマルケ」が注目している。
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9月の5試合では4ゴールを叩き出し、ラ・リーガの9月月間MVPを受賞した久保。9月末以降、ゴールから遠ざかっているなか、リーグ戦では3試合連続でのスタメン出場となった。前半38分、コーナーキック(CK)からピンポイントのボールで先制点をアシスト。さらに41分にショートコーナーから久保がパスを送って追加点を演出した。そして、前半アディショナルタイムにはフリーでボールを受けると相手ペナルティーエリア内へ進入し右足でネットを揺らす。久保にとってこれが9月30日のリーグ第8節ビルバオ戦(3-0)以来の得点で、今季通算6ゴール目となった。
全得点に絡んだ久保はハーフタイムに驚くべき行動に出る。かつて所属した古巣ビジャレアルのファンに自らのユニフォームをプレゼント。これに「エル・デスマルケ」は「久保がエレガンスな一面。古巣ビジャレアルのファンに自分のシャツを贈ったのだ!」と見出しを打って「スペインサッカー、特にレアル・ソシエダの中でタケ・クボは特別なサッカー選手であることを証明した。ビジャレアルとの試合終了時に(25年前に事件によって亡くなった)アイトール・サバレタさんのユニフォームを着た彼の仕草はこれを裏付ける」と報道。公式Xでは「有名なビジャレアルファン」と綴って、久保の粋な行動に称賛を送っていた。