三笘薫は「90分間プレーすることができなかった」 ブライトン監督が“先発落ち”の理由を説明「リスクだった」

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】

バーンリー戦は後半頭から出場

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間12月9日のプレミアリーグ第16節バーンリー戦(1-1)で後半頭から途中出場。積極的な仕掛けで攻撃を活性化させたなか、ロベルト・デ・ゼルビ監督は先発出場しなかった理由を説明した。

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 ブライトンは前半、押し込む時間帯が多くありながらも決定機を作れず。逆に同44分にFWウィルソン・オドベールのカットイン弾を食らいバーンリーに先制を許す展開となる。

 後半頭からピッチに立った三笘は、積極的に左サイドで仕掛ける姿勢を見せてチャンスを演出。後半32分にFWシモン・アディングラのゴールで同点に追い付いたブライトンは、試合終了間際にも大きな得点機会が訪れる。

 後半アディショナルタイム7分、MFビリー・ギルモアのアーリークロスが流れた位置にいた三笘がワンバウンドのボールを上手く右足で合わせてシュート。強烈な一発は枠内の際どい場所を捉えていたが、相手GKジェームズ・トラッフォードが右手1本で弾くビッグセーブで防いだ。結局、三笘はノーゴールとなりチームもそのまま1-1で終了した。

 この日、先発出場しなかった三笘だが、ブライトンの地元紙「The Argus」はデ・ゼルビ監督の言葉を報道。「三笘は90分間プレーすることができなかった。私は変化ではなく、リスクを負わないことを考えています。三笘もリスクだったし、ギルモアもリスクだったし、イゴールもリスクだった」と、万全の状況ではない三笘をフルで起用しなかったと意図を説明した。

 復帰後、徐々にコンディションを上げているように見える三笘だが、完全復活まではもう少し時間を要しそうだ。

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