「川崎戦に全力を尽くす」 ACLグループステージ最終戦へ…Kリーグ覇者・蔚山現代に母国期待「日韓のプライドを懸けて戦う」
川崎は12日、ACLグループステージ最終戦で蔚山現代(韓国)とアウェーで戦う
J1川崎フロンターレは12月12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終戦で蔚山現代(韓国)とアウェーの地で戦う。対戦国メディアは「Kリーグ1部の覇者である蔚山現代が、川崎フロンターレと韓国と日本のプライドを懸けて戦う」とこの一戦に注目している。
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現在グループIでは川崎が5戦無敗(勝ち点15)で1位。3勝2敗(勝ち点9)の蔚山現代が2位と続く。今大会では各グループ1位がラウンド16へと進出。すべてのグループの2位のクラブのうち、ランキング上位3つのクラブも次へと駒を進めることができる。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「蔚山と川崎、日韓ACL戦でラウンド16進出に挑む」と最終戦に注目。レギュレーショ上、2位の蔚山現代はこの試合で勝利したうえで、ほかのグループの結果次第でラウンド16に進出できる。
蔚山現代は今シーズンの韓国1部リーグ(Kリーグ)で2連覇を達成。また11月28日に行われたACLグループステージ前節パトゥム・ユナイテッド(タイ)戦でも3-1で勝利を挙げていることから「最近の傾向は良好だ」と、チームの好調にも記事では言及した。
J1ガンバ大阪にも所属経験のあるDFキム・ヨングォンは、今季韓国1部リーグMVPを受賞。17得点を挙げたFWチュ・ミンギュは、2年ぶりに得点王に返り咲いたという。そんな韓国の精鋭を揃えるチームと、川崎はアウェーで対戦する予定だ。
第2節の川崎ホームでの対戦では、0-1と敗戦している蔚山現代。「OSEN」は「蔚山のシーズンはまだ終わっていない。最高の雰囲気を背負い、川崎戦に全力を尽くす。ACLでは3年連続の顔合わせだ」と因縁の対決を取り上げる。「川崎との総力戦を繰り広げ、見事なフィナーレを飾ることができるだろうか」と、母国リーグ覇者に期待を寄せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)