ソシエダ、ビジャレアル戦の招集メンバー背番号25に注目 久保らとともにリスト入り「四半世紀経ったがまだ理解されない」
25年前にファンによる殺人事件が起こった
日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは12月9日にラ・リーガ第16節ビジャレアル戦に臨む。主力の久保はもちろん試合に向けての招集メンバー入りを果たしているなか、ソシエダの25番に注目が集まっている。
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久保らが招集されたビジャレアル戦に向けたメンバー。クラブ公式が発表したリストの中に25番アイトール・サバレタという名があった。ソシエダの選手の名前ではないが、クラブにとって絶対に忘れることができない名前。サバレタさんは25年前の12月8日、アトレティコ・マドリードサポーターに殺害されるという痛ましい事件の被害者となった。
スペイン紙「El Diario Vasco」は「アイトール・サバレタ不在の25年」と見出しを打って、クラブの「忌まわしい12月8日が近づくために当時28歳だったアイトールを思い出すと私たちの心は縮こまってしまう」という声明を報道。「四半世紀経ったが、まだ理解されていない。アイトールは象徴であり、私たちのファンであり、彼がレアルだから」と、ソシエダの思いを伝えた。
リストを伝えたクラブの公式Xにはファンからサバレタさんへ対する追悼が溢れた。久保を含めた選手たちはさまざまな思いも背負ってビジャレアル戦を必死に戦い抜くだろう。
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