今季Jリーグ“3冠”の大迫勇也、代表選出待望論に中国注目 「復帰を望む声が高まっている」
大迫は今季J1トップタイの22ゴールを記録
森保一監督率いる日本代表は、来年1月1日に国立競技場で行われる国際親善試合TOYO TIRES CUP 2024・タイ代表戦に臨む。招集メンバー23名が12月7日に発表されたが、今季J1リーグのシーズンMVP、得点王、ベストイレブンと“3冠”に輝いたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)の待望論が出ていることを、中国サッカーメディア「足球報」が取り上げている。
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来年1月12日にカタールで開幕するアジアカップ前の準備試合として実施されるタイとの一戦。国際Aマッチウィーク期間外となるため、イングランド1部プレミアリーグやスペイン1部ラ・リーガなどでプレーする一部の主力選手は招集されていない。
そのためこれまで中心となってきた三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)、さらにふくらはぎを負傷した冨安健洋(アーセナル)は今回、招集外に。一方で、伊藤涼太郎(シント=トロイデン)と野澤大志ブランドン(FC東京)が初選出。FWは上田綺世(フェイエノールト)、浅野拓磨(ボーフム)、細谷真大(柏レイソル)という顔ぶれになった。
そのなかで、今季のJリーグで22ゴールを挙げて得点王、シーズンMVP、ベストイレブンに輝く活躍で神戸をリーグ初優勝に導いた33歳FW大迫の代表復帰を待ち望む声もあると、中国サッカーメディア「足球報」が取り上げている。
「大迫は今シーズンに素晴らしい活躍を見せたため、日本国内では代表復帰を望む声が高まっている。大迫は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーに選ばれなかった際、予備登録メンバーを辞退したとメディアに語った。大迫が最後に日本代表に選出されたのは、2022年2月のカタールW杯予選アジア最終予選だった。現在の日本代表でセンターフォワードのポジションを争っているのは、フェイエノールトの上田綺世、セルティックの古橋亨梧、ボーフムの浅野拓磨、そして柏の若手である細谷真大だ」
第2次政権後は、DF長友佑都(FC東京)やDF吉田麻也(LAギャラクシー)といった長年代表を支えてきたベテランは招集せずにチーム作りが進められてきたが、今後エースの座は誰が射止めることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)