「日本が一枚上」 韓国、ソン・フンミンら“歴代最強クラス”の戦力もライバル国の総合力を警戒「アジア杯では優勝確率で…」
韓国は11月のW杯予選後はアジアカップまで実戦なし
森保一監督率いる日本代表は、来年1月1日に国立競技場で行われる国際親善試合TOYO TIRES CUP 2024・タイ代表戦に臨む。招集メンバー23名が12月7日に発表されたが、アジアカップまで実戦の場がない韓国メディアは嘆き節だ。
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来年1月12日にカタールで開幕するアジアカップ前の準備試合として実施されるタイとの一戦。国際Aマッチウィーク期間外となるため、イングランド1部プレミアリーグやスペイン1部ラ・リーガなどでプレーする一部の主力選手は招集されていない。
そのためこれまで中心となってきた三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)は招集外に。また冨安健洋(アーセナル)は、ふくらはぎを負傷しているため今回は見送りとなった。一方で、伊藤涼太郎(シント=トロイデン)と野澤大志ブランドン(FC東京)が初選出となるなど、新たな風も吹き込む可能性がある。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「日本サッカーは新顔発掘を怠っていない」と取り上げた記事の中で、日韓の状況の比較を行っている。
「日本代表は現在、国際Aマッチ8連勝をマーク。ドイツやトルコなど欧州の強豪まで日本の生贄になった。結局、日本戦で大敗したドイツは、ハンジ・フリック監督を解任して、ユリアン・ナーゲルスマン監督を後任としている。1月12日にカタールでアジアカップが開幕するが、韓国はソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインとビッグクラブでプレーするワールドクラスの3人を擁しながら、優勝確率で日本に押されている。客観的な戦力、確かな組織力を誇る日本が一枚上だという評価だ」
記事では、アジアカップ前にタイ戦を行う日本に対し、韓国は11月のワールドカップ(W杯)アジア2次予選以降はアジアカップまで実戦の場がないことにも触れている。
「日本は代表チームの運営でも韓国と大きな差を見せている。韓国は11月のW杯アジア2次予選で実力の落ちるシンガポールを5-0で破り、アウェーでは中国に3-0で勝利した。以降、韓国は1月12日に開幕するアジアカップまで2か月近く国際Aマッチがない。ユルゲン・クリンスマン監督は『アジアカップまで残り時間があまりない。できるだけ既存戦力の組織力を高めることに重点を置く』とし、選手を固定して起用し続けている。『扉はいつでも開いている』と言ったが、表面上の言葉だけだ。クリンスマン監督は新顔を発掘し、テストする機会をすでに逃した」
選手たちの連係を高める場がないのを嘆く韓国メディアだが、これがアジアカップの結果にどのように影響するだろうか。