「日本サッカーは新顔発掘を怠っていない」 元日開催・国際Aマッチ招集メンバーに海外注目「韓国と大きな差」
「クリンスマンは、新顔の勧誘には非常に消極的」
森保一監督率いる日本代表は、来年1月1日に国立競技場で行われる国際親善試合TOYO TIRES CUP 2024・タイ代表戦に挑む。招集メンバー23名が発表されたが、同じアジアの韓国メディアも「日本サッカーは新顔発掘を怠っていない」と反応している。
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来年1月12日にカタールで開幕するアジアカップ前の準備試合として実施されるタイとの一戦。国際Aマッチウィーク期間外となるため、イングランド1部プレミアリーグやスペイン1部ラ・リーガなどでプレーする一部の主力選手は招集されていない。
そのためこれまで中心となってきた三笘薫(ブライトン)、遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)は招集外に。また冨安健洋(アーセナル)は、ふくらはぎを負傷しているため今回は見送りとなった。
韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「アジアカップの有力候補である日本サッカーは、新顔発掘を怠っていない」と今回招集されたメンバーについて言及。「日本は代表チームの運営でも韓国と大きな差を見せている」と、2か国のマネジメントについて違いを報じた。
日本がアジアカップ前に親善試合を行うのに対し、「韓国は1月12日に開幕するアジアカップまで2か月近くAマッチがない」と指摘。「ユルゲン・クリンスマン監督はすでに、新しい顔を発見し、実験する機会を逸している」と新戦力の発掘で出遅れている点を挙げた。
さらに「日本はより先を見据えている」と、元日に行われるタイとの親善試合の意味を考察。「日本は招集した23人中15人は海外リーグの選手だが、世界トップリーグでプレーするスター選手が大幅に除外されている。森保監督はスター選手の怪我や不振に備えて、プランBの最終見直しを呼びかけているのだ」と日本の狙いを伝えている。
一方の韓国について「クリンスマン監督は海外でフル出場して活躍している選手に絶対的な信頼を置いている。Kリーグの試合を見ないクリンスマンは、新顔の勧誘には非常に消極的だ」と自国を率いる指揮官の招集歴に苦言を呈した。