遠藤航は「29億円の傑出した才能」 クロップ絶賛、プレミアへの適応に英注目「リバプールでギアを上げ始めている」
シェフィールド・ユナイテッド戦で「再び良いパフォーマンスを披露」
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間12月6日のプレミアリーグ第15節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-0)でスタメン出場し好感触を残した。現地メディアも「リバプールでギアを上げ始めている」とチームへのフィット向上を取り上げている。
前節のフルハム戦(4-3)で途中出場からリーグ初ゴールで勝利に貢献した遠藤。続く試合で3試合ぶりに先発すると、中盤3枚のアンカーとして1対1の局面では力強い守備力を発揮する。また前半10分には味方へ的確なフィードを送るなど、攻撃の起点としても好プレーを見せた。
この活躍を受けて英メディア「TBR Football」は「リバプールでギアを上げ始めている」と遠藤について取り上げ、指揮官の賛辞も報じている。
記事では「ユルゲン・クロップ、リバプールには1600万ポンド(約29億円)の“傑出した”才能がいると語る」と紹介。「リバプールで足場を固める遠藤航。レッズで再び良いパフォーマンスを披露し、ボールを激しく奪い合い、ポゼッションでも良いプレーを見せた」とこの試合でのパフォーマンスを称える。
同メディアは「この31歳がアンフィールドで足元を固めるには、少し時間が必要だった。プレミアリーグの激しさを考えれば、それも無理はない」と、適応への難しさについて前置きしつつ、「この調子で、今シーズンもリバプールの栄光の可能性に貢献してくれることを期待したい」と、高い評価を与えていた。