川崎MF脇坂、リーグ8位は「非常に悔しい」 天皇杯&ACLの“タイトル獲得”へ意欲「チームは少しずつ良くなっている」
3年連続3度目となるベストイレブン
川崎フロンターレに所属するMF脇坂泰斗は、12月5日に横浜アリーナで開催された「2023Jリーグアウォーズ」で3年連続3度目となるベストイレブンに選出された。今シーズン、リーグ戦30試合に出場してキャリアハイとなる9ゴールを挙げた川崎の“14番”は、9日に控える天皇杯決勝の柏レイソル戦に向けて、気持ちが高まったようだ。
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脇坂は2021年、22年に続くベストイレブンの受賞となった。21年は7選手、22年は5選手と、川崎からは多くの選手が選出されていたが、2023年はチームの順位も8位となり、ベストイレブンの選出は脇坂ただ1人となった。
個人賞を連続受賞した脇坂は、「リーグ戦の結果が8位と、目指していたものに届かなかったので、非常に悔しい思い出があるんですけど、この賞はチームメイトだったり、対戦してきたJリーグの選手たちとかに評価していただけたものなので、大変嬉しく思っております」と、偉業を喜んだ。
リーグ戦では2年ぶりの優勝に届かなかったが、川崎のシーズンはまだ終わっていない。9日の天皇杯決勝、さらに12日にもACLの蔚山現代(韓国)戦が控えている。今季の最後のタイトルのかかった大一番に向けて、脇坂は「終盤戦にかけて、フロンターレは少しずつ良くなっているので、それを今週末しっかり出して、優勝したいと思います」と、チームメイトたちとタイトルを獲得して締めくくることを誓った。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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